・歯磨きをすると、出血する。
・口臭が気になる
・歯茎が腫れている
・なかなかブラッシングがうまくいかずに歯周病が改善されない
・何度も歯周病になってしまう
除菌療法とは何か?
除菌治療(歯周内科治療)とは、飲み薬で歯周病を治す方法のことで、抗生物質で口の中の細菌を殺すことで、歯周病の改善を図ります。
通常の歯周病治療と野違いは、お薬で治すことです。
通常の歯周病治療は、歯茎などの検査をおこない、歯に着いた汚れ、歯石などを取って、
お口の中を綺麗にしていきます。
しかしこの治療法は、そのクリーニングにプラスして、細菌に効くお薬も使い、より細菌レベルでの治療をおこないます。
その結果、お口の中と全身の病気との関係がある歯原性菌血症発症の可能性を最小限に抑えることができ、歯周病をより効果的に治療することができます。
除菌療法のメリット・デメリット
・メリット
歯周病をより効果的に改善することができる。
全身疾患との関係がある歯原性菌血症の発症のリスクを減らすことが出来る。
・デメリット
1.抗生物質の副作用がでる可能性が合える。
2.アレルギーなどがある場合、飲み合わせが悪いお薬を飲んでいる場合は、治療がおこなうことが出来ない。
3.保険外での治療になる。
除菌療法の手順
1.まずは口腔内検査を行います(歯周検査、口腔内写真、顕微鏡検査、リアルタイムPCR )
2.検査の結果除菌療法が適していると判断したら、お薬を3日間飲んでいいただきます。同時に、お薬のシロップで1日3回歯磨きをしていただきます。
3.3日後に一度チェックを行います。顕微鏡検査を行い細菌の量がどれだけ減少したのかを確認します。
4.1週間後、再度口腔内検査します。そこでクリーニングを行い、磨き残しなどを綺麗に取り除きます。
5.1週間後、再度お口の中をチェックします。
費用
¥42000円(診査料:2000、検査料(顕微鏡検査¥7000 、リアルタイムPCR検査¥20000、血液検査:8000)、お薬代5000
よくある質問
・除菌療法を行えば、もう二度と歯周病にはなりませんか?
細菌が完全にいなくなることはありません。ですので、また歯周病になる可能性はあります。
そうならないために定期的にクリーニングを行い、再発しないようなお口の状態を保ちます。
・治療期間はどのくらいになりますか?
約10日間になります。
・除菌療法が適用できないケースはありますか?
飲んでいるお薬によって、適用できない可能性があります。
またタバコを吸っていると、効果は出にくく、適用できない可能性があります。